秦始皇帝陵1号副葬墓出土の小型器物。（資料写真、西安＝新華社配信）
【新華社西安1月30日】中国陝西省西安市の秦始皇帝陵博物院は26日、秦始皇帝陵1号副葬墓の発掘調査で保存状態の良い木製馬車を発見したと発表した。1本の輈（ながえ）を持つ四輪車で、秦漢時代の葬儀用車両の制度を研究する上で新たな資料になる。
同博物院は、始皇帝陵外城の西の外側で2011年に開始した詳細な確認調査で東西一列に並ぶ大・中型墓9基を発見。13年以降はうち1基の1号副葬墓の発掘を続けていた。現時点で墓道と墓室、車馬副葬坑の発掘をほぼ終えており、車両のほか土器・陶器や銅器、玉器、鉄器などが出土した。
秦始皇帝陵1号副葬墓の墓室のオルソ画像。（資料写真、西安＝新華社配信）
秦始皇帝陵1号副葬墓の「P3」副葬坑。（資料写真、西安＝新華社配信）
秦始皇帝陵1号副葬墓の「P2」副葬坑で出土した彩色器物。（資料写真、西安＝新華社配信）
秦始皇帝陵1号副葬墓出土の金帯鉤（たいこう、帯留め具）。（資料写真、西安＝新華社配信）
秦始皇帝陵1号副葬墓出土の銅器。（資料写真、西安＝新華社配信）
秦始皇帝陵1号副葬墓出土のヒツジ用装飾具。（資料写真、西安＝新華社配信）
秦始皇帝陵1号副葬墓で、車蓋を発掘するスタッフ。（資料写真、西安＝新華社配信）
秦始皇帝陵1号副葬墓の「P3」副葬坑で出土した2体の馬の骨と馬車。（資料写真、西安＝新華社配信）
秦始皇帝陵1号副葬墓の「P3」副葬坑。（資料写真、西安＝新華社配信）
秦始皇帝陵1号副葬墓出土の土器。（資料写真、西安＝新華社配信）
秦始皇帝陵1号副葬墓の発掘現場。（資料写真、西安＝新華社配信）
秦始皇帝陵1号副葬墓の「P1」副葬坑。（資料写真、西安＝新華社配信）
秦始皇帝陵1号副葬墓の「P3」副葬坑で出土したヒツジの骨。（資料写真、西安＝新華社配信）
