【12月18日 CGTN Japanese】ドイツのベルリン動物園で生まれた双子のジャイアントパンダの兄弟「夢想（ムンシャン）」と「夢圓（ムンユエン）」が16日に特別機で中国に帰国しました。兄弟は17日午後、中国西南部成都市に無事到着しました。
ベルリン動物園では今月8日、ムンシャンとムンユエンの送別会が行われ、双子のパンダ兄弟の記念碑が除幕されました。ベルリン市のカイ・ウェグナー市長は送別会で、双子のパンダ兄弟がベルリンの市民と観光客に多くの喜びをもたらしたことに感謝を表し、動物園の飼育活動を高く評価し、ドイツと中国の共同の努力の下で、「双子のパンダ兄弟はベルリンで生まれ、ベルリンは永遠に彼らの家である」とのお別れのあいさつをしました。
2017年6月、雌のジャイアントパンダ「夢夢（ムンムン）」と雄の「嬌慶（チアオチン）」が中国四川省の成都からベルリン動物園に渡り、15年に及ぶドイツでの生活がスタートしました。ベルリン動物園はパンダを迎えるため、5500平方メートルのパンダ園を新設しました。2019年8月31日に、ムンムンとチアオチンの間に、ムンシャンとムンユエンの双子兄弟が誕生しました。くしくもベルリン動物園の創立175年に当たり、双子の誕生は「最高の贈り物」とされました。
