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唐の面影が残る安の観光客による日本の古都京都旅行記―中国メディア

唐の面影が残る・・西安の観光客による日本の古都・京都旅行記―中国メディア

中国陝西省西安市のメディア・西部網は6日、中国の古都・西安育ちの中国人観光客が日本の古都・京都を旅行した際の印象について綴った文章を掲載した。

日本から帰って来た多くの友人が心の中で日本を賞賛する。ならば自分も「相手の長所を知って相手を制する」の精神で、この愛すべき憎むべき隣の国を見てみようではないかと考えた。4時間足らずで到着する直行便での京都への旅は、実に快適だった。

さいころから西安で育った私は、いつも「どこに行けば1000年前に隆盛を極めた唐朝に出会えるのだろうか」と考えてきた。しかし、西安に残された唐の雰囲気は決して多くないのが現実だ。一方で、1000年前の大唐はその徒弟たちに受け継がれていた。その最たるものが日本だろう。

歴史好きであれば西安から3時間あまりで、見知らぬはずなのにどこかで見たことがあるような感覚を味わうことができる。京都の旅は、大唐の末裔に親近感を覚えさせる。京都の千本通はかつての長安の「朱雀大街」を模したものだという。東西南北がいずれも真四角に区画されており、通りの名前も順序立っている。長安や洛陽の街の面影を彷彿とさせるのだ。

そして現地の人びとは、2000あまりに及ぶ寺院、各所に散在する唐風の楼閣や庭園といった、1000年前に唐朝から学んだ文化遺産を心を込めて守ろうともしているのである。

(編集翻訳 城山俊樹)