CRI日本語部の趙雲莎記者が、陝西省の西安市と韓城市地区を22日間に渡って取材してきました。
2012年以来の一連の環境保護措置を経て、緑化環境が改善された現在の西安市と韓城市の風景と、そこに暮らす人々のライフスタイルの変化を、今日から連載でお伝えしていきます。
エコゾーンが体現するエコの理念を体験しながら、その美しい風景をお楽しみください！
引湑済黒（いんしょさいこく）水量調整プロジェクトは、陝西省が展開する水源安定の為のプロジェクトの目玉として位置づけられています。
秦嶺山脈の奥地にある引き込み用トンネルを利用し、長江流域の湑水河の水を西安市周至県黒河に送るこのプロジェクト、その引き込み口は周至県老県城の湑水河に設置されています。この引き込み口から分流された水は、最終的には西安市民の飲料水として加工されており、西安市民の飲む水の8杯に1杯はこのプロジェクトから生み出されているほどです。
このプロジェクトは西安市が計画し、建設を進める南水北調工程（南部地区の水を北部に引き入れる大プロジェクト）の1つとなっており、水源地の生態環境保護のため、西安市水道局は日々水源地の環境改善に努めています。
