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中国・陝西省 太白県に野生パンダが出現、景勝地を6時間も散歩

19日、野生パンタ1頭が中国・陜西省宝鶏市太白県黄柏塬原生態風景地の河畔をぶらつき、多くの観光客が可愛いパンダの姿を撮影した。


太白県黄柏塬鎮の宣伝担当、胡緯氏によると、19日午前8時過ぎ、黄柏塬原生態風景地内の大箭溝景勝地の付近に住んでいる村民から「黄柏塬景勝地でパンダ1匹を見つけた」との通報を受けた。

「午前から午後まで、このパンダは観魚台から仙壷口までの一帯で活動し、保護区のスタッフ達もすぐに現場に駆けつけ、怯えたりしないかと遠くから見守っていた。パンダは非常に健やかで、午後2時過ぎ、山林に戻った」と胡緯氏が語り、「このパンダは2歳前後だが、性別はわからなかった」は付け加えた。

「パンダは外傷を負っておらず、体重が50kg前後、体長が1m前後だ」と陝西省太白林業局の張小林さんは語り、「黄柏塬地域にパンダの姿が現れたのは今回が初めてではない。それは、この地区の自然環境が良くなっていることを表している」としている。