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芤川県王母宮石窟

芤川県王母宮石窟

この石窟は回山前の回屋の傍にあり、北魏太和年間に開鑿され、今ではすでに1500年ほどの歴史がある。

王母宮石窟は中心に柱がある四角形で、窟の高さは12m、奥行き約11m、柱の周りはおよそ21mである。中心の柱の四面と三方の窟には仏像が納められ、壁には装飾が施されている。それらは多宝塔の白象、千仏、金剛力士、そして衆菩薩などで、規模が大きく美しく、雲崗石窟の第6窟と非常によく似っている。窟の正面には唐代の仏像があり、高さ約4m、石胎泥塑像で、ぶっくらとしている。座像の後ろに描かれている。飛天は北魏時代の作品である。窟内の壁には三層にわたって200体あまりの仏像が描かれ、中心柱の南と北には釈迦像と多宝が対座して説法している壁画が、また一つ仏二つ菩薩の像がある。中心柱の北側の仏像は特に精美である。石窟内に現存しているのは北魏から清代のもの数百があり、生き生きとしてすばらしく、しかも質素で、彫りは滑らかで、中国古代労働者たちの才能の知恵を窺い知ることができる。これらは古代文化や仏教芸術を研究する上で貴重な現物資料である。窟の外には、大きく壮観な三層の樓閣がある。