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咸陽で戦国時代の秦国墓群を発見(転載)

咸陽で戦国時代の秦国墓群を発見
7月 6, 2011
(中国通信=東京)西安5日発新華社電によると、陝西省咸陽市考古研究所は先ごろ、同市渭城区渭城鎮坡劉村で戦国時代の秦国の墓群を発見した。そこから出土した青銅の壺には液体が残っており、当時の酒の可能性があるという。
 考古学関係者は次のように説明している。出土した壺は古代の酒器だが、発見したとき栓がなく、振ってみたところ、中に液体が半分くらい入っているように感じた。壺にはもともと木の栓があったとみられるが、非常に長い時間のうちに栓が炭化して壺の中に落ちたと考えられる。しかし壺の口は土の塊でふさがれたため、蒸発しなかったとみられる。関係者がストローで一部吸い上げてみると、液体は透明だったが、香りはまったくなかった。現在、液体の鑑定が行われている。
 この墓群は合計9基で、その一つの直線洞室墓の中の墓穴には木棺が残っており、中から1体の人骨が見つかった。これは男性のもので、40〜50歳で死亡したと一応判断されている。
 腰のあたりから小篆体で「趙旗」の2文字が彫られた印章が見つかり、墓主の名前と認定した。しかし、この「趙旗」が秦国のどのような人物だったかは、現在のところわからない。