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古磚拓本展 実物も公開 都内で22日まで /山梨

受刑者の墓誌「刑徒磚」の拓本=東京都港区で2021年1月13日、去石信一撮影
古い史料から書を学ぶため、中国のレンガ「磚(せん)」に刻まれた文字などを写し取った「扶風閣蔵古磚拓本東京展」(扶風閣、連枝書道会など主催)が22日まで、東京都港区虎ノ門3の中国文化センターで開かれている。2000年以上前の秦から唐の時代まで約500点が並ぶ。
 「扶風閣」は中国人書家、馬燕平さんの室号。馬さんと、大月市の書家、望月大耿さんのコレクションを展示し、磚の実物15点も公開している。
 中でも、「刑徒磚」は強制労働させられた罪人の墓誌。死亡した日や場所、刑期などが簡単に刻まれ、遺体と共に埋葬された。角が欠けているなど不良品のレンガが使われてはいるが、馬さんは「受刑者といえど、霊魂に敬意を表すためだった」と解説する。このほか、めでたい言葉や出来事の記録、厄よけの竜や虎の絵もある。